いの町立伊野小学校

街並みに調和するために南棟と北棟それぞれに切妻屋根をかけボリュームを小さく見せることを考えました。素材も街並みとの調和を考慮し、外観は日本瓦葺き、上部壁は土佐漆喰塗としています。校舎の延床面積が3630㎡で3000㎡を超えるため本来ならば耐火構造となるため、木造の校舎は出来ません。今回は真ん中にRC造の耐火構造を挟むことにより東棟と西棟を別棟扱いできるという通達を用いることにより一部木造の校舎が実現しました。この通達利用は県内で初めてです。これにより東棟と西棟は1階RC造、2階木造の建物となっています。


所在地 いの町
構造種別 1階部分RC造、2階部分木造
延床面積 5467㎡
竣工年 2015

細木建築研究所JV